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使用済みユニフォームと広域認定制度との関係は?

着用したユニフォーム&作業服の回収後のリサイクル方法

使用済み
ユニフォーム
回収された使用済みユニフォーム、作業服を処理してリサイクルする場合、先に述べたように回収した使用済みユニフォームをリサイクルする場合マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクルの大きく3つの方法があり、マテリアルリサイクルは、再び製品にするまでの過程で非常に手間がかかりコストもかかってきます。

かと言ってサーマルリサイクルで処理すると、すべてを焼却して熱エネルギーに変換する過程で、CO2の排出や、ダイオキシンの発生の危険性も出てきます。

そこで回収した使用したユニフォームをリサイクルする際、広域認定制度という方法があります。

広域認定制度を利用したリサイクル方法

[広域認定制度]
という
リサイクル方法
広域認定制度とは、ユニフォームの製造メーカーが環境大臣から認定を受ければ、複数の都道府県にまたがって使用済みユニフォームの回収・リサイクルをする際、地方公共団体毎に廃棄物処理の許可を受ける必要がなくなるという特例の制度です。

昨今、循環型社会の構築にむけて製品の製造を担う産業界においてリサイクルへの取り組みが活性化される一方で、廃棄物の不適切な処理を抑制するための廃棄物処理法の厳しい運用が効率的なリサイクル推進の障害となることが指摘されていました。

そこで、自治体の枠を超えた広域的なリサイクルを促進するために産業界の規制緩和要求を受けて改正廃棄物処理法で新設されたのが大臣認定の制度である広域認定制度です。

よって、使用済みユニフォームの処分を製造メーカーに、この広域認定制度を使って処分を委託することによって、各種手続きの負担を軽減することができます。。